「鏡開き」の意味
- 2025/1/12
- できる人研究所
こちらのお供え餅は、
私の仕事部屋に飾っているもの。
そう、11日には一般的に「鏡開き」で、
私も夜に、仏壇に飾ってあったお餅を
お汁粉に入れて食べました。
なのに、仕事部屋のお供え餅は、
以前としてここにある……。
忘れたのか、といえばイヤイヤ違います。
断じて忘れていない、取り下げるのは……。
実は忘れたのは飾るタイミングで、
仕事部屋用の小さな鏡餅を買いながら、
お正月に飾るのをすっかり忘れていたんです。
確か3日ごろに気づいて飾ったのですが、
それで早々と片付けるのはあんまりだからと。
少し延長しています。
ルール違反ではないかと思うのですが、
本来は15日とか20日まで飾っていたもので、
地域によっては節分まで出しているとのこと。
ですから、特別に早く片付けなければ
いけないわけでもないようです。
このお餅を「鏡餅」と呼ぶのは、
名前の通り「鏡」に見立てているから。
神社では神様のお社に鏡を使っていますが、
それと同じですね。
そして鏡に見立てた餅を飾る習慣は
武士が始めたもので、
刀や鎧など、商売道具であり武具に
もともとは備えたものです。
今現在の私にとって
刀に相当する商売道具というのは、
原稿作成に使用しているパソコン。
ですからこんなふうに、
パソコンの前に置いているのが、まさしく正しい。
といって邪魔だから、
少しどいてもらってもいますが……。
なお「切る」と言わずに、「開く」というのは、
やっぱり武士が「腹を切る」ような
イメージになるのを嫌ったから。
包丁も入れず、
その昔は金槌で叩いて割っていましたが、
今は最初からブロックにしてありますから
便利になりましたね。
まあ、しばらく置いておいて、
気が向いたときにこのお餅も
いただくことにします!