夏川賀央の「文章教室」リモート講座

これまで夏川は編集者として、著者さんのプロデュースを、
また「人生作家倶楽部」や「一生使える文章力養成講座」の講師として、
多くの参加者さんの文章の指導、添削に関わってきました。

今回はそこで培った技術を生かし、リモートセッションの形で
「1時間くらいのセッション+文章の添削」
という内容で「個人講座」を受け付けることにいたしました。

講座内容は、基本、次のとおりです。

1 自分の目標を書いてみる……文章の基本
2 本のレビューを書く……論理的な文章
3 自分の仕事……具体的でわかりやすい文章
4 自分のプロフィール作り……面白い文章
6 自分の本の目次を作る
7 自分の本の「まえがき」を書く

※さらに指導をしてほしい……という要望があれば、追加のセッションを設けます。

※皆さんの企画書作成までは行ないますが、出版までの責任は持ちません。
ただ、企画が作成できれば、出版社さんへの提案はします。
その際は自費出版でなく、商業出版をプロデュースする編集者として協力できればと考えています。
※基本、ズームなどでのリモートセッションを考えていますが、場合によってはリアルでの指導にも応じます。
※その他、さまざまな要望には応えさせていただこうと思っています。

各講座、料金は次の設定で考えています。
(1〜4:添削込み1万円/6、7:最終的な完成までで1万5000円 合計:7万円+税)

詳細はこちらへ連絡いただければです。
gaonatsukawa@gmail.com

参考【「文章術」に関する読者の方の質問】

1 「文章を書くとき、何から始めますか?何も考えずに書き始めますか?もし準備があれば教えてください」

<夏川>とくに準備は必要ありませんが、まずオチであり、「自分の言いたいこと」、文章が向かうところのゴールを決める必要がありますね。ゴールさえハッキリさせれば、適当に「今日は暇だった……」みたいな話から書き始めても、「こういうときこそ勉強しなきゃ」「小さな積み上げを大切にしよう」と、次の文章の展開が見えてきます。

2 「自分の頭で考えて書くことのメリットってなんですか?」

<夏川>どんなに稚拙な文章であっても、「自分で考えて書く」ということは、「世の中にある様々なテーマについて自分の意見を構築する」ということで、それを繰り返すのはスポーツ選手が練習をするのと同じ。いざ、「世の中の様々な局面において、自分で考えて何かをしなければならない」という状況において、アイデアを閃かせる土台になります。逆にA Iなどに文章を任せてばかりいることは、アスリートが他人に練習をしてもらうことと同じ。鍛えてない頭で実戦に臨むのと同じことになってしまいます。

3 「1冊の本を書き上げるのにどれくらいの文字数、時間がかかりますか?」

<夏川>通常の単行本の1ページが、だいたい600字。これが200ページとすれば、600×200の文字数になります。
そう考えると膨大ですが、1項目を4ページとすれば、大体、原稿用紙6枚。
それが50項目と考えれば、なんとなく書けそうなイメージになってくると思います。
原稿用紙6枚のレポートであれば、どのくらいの時間で書けるでしょうか?
1週間であれば、50週かかるということ。だいたい10か月。
3日とか4日でかけるなら、その半分くらいの日数になります。
最初に項目をしっかり立てていたり、小説であればプロットをきちんと練りさえすれば、
1か月より短い期間で1冊を書くことだって不可能ではありません。

4 書くことで身につく能力はありますか?

<夏川> 「書く」というのは、「考える」ことでもありますから、これを繰り返すことで思考力は強化されますし、発想力が増し、アイデアが出やすくなったり、問題解決能力は高くなります。
他にも人を説得するのに必要な「論理的に表現する力」や「プレゼン力」なども高まりますが、そのためには、意識してそういう文章を書くトレーニングも必要になります。
ただ書くだけでなく、人に読んでもらい、意見を聞いてブラッシュアップすることも重要ですね。

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